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2025年、今さら始める生成AI「え、使ってないの?」と言われる前に

いまや当たり前となった生成AI。
少し前までは「AI」と「Wi-Fi」の違いもあやふやだったりする人たちが「AIに訊いてみました!」とドヤ顔する時代。皆さん時代の波に乗れていますでしょうか。
この記事では、生成AIの”とりあえず始める”ガイドをお届けします。

生成AI、何から手を付ける?問題

「このサービスは革新的」「ゲームエンド級」「驚きました」などと毎日のようにAI関連のニュースが飛び込んできます。
実際AIを利用したサービスが毎日数多リリースされては消えています。しかし、それらのエンジンの多くは ChatGPT・Gemini・Claude の3つに集約されます。名称は違っても“中身”は大差なし。

AIを利用してやりたいことがあるなら個別のサービスを探せばいいですが、そうでなく日々の実務にAIを取り入れていきたいという方は、とりあえずこれら3つを契約すれば間違いありません。

3つのうちで迷ったら、ユーザー数・学習データ量・周辺ツールの豊富さで頭一つ抜けている ChatGPT を選べば失敗しません。早速以下から登録しましょう。

ChatGPT | OpenAI

他の2サービスも決して劣るわけではありません。Googleサービスとの連携、何十万字クラスの読解などを重視するならGemini、自然な日本語ライティングを重視するならClaude・・という感じで大雑把な特徴はあります。余裕があれば全部試してしっくりくるものを使ってみるのもいいでしょう。

ChatGPT Plusなら月3000円で “学習拒否+高性能”

AIを使う上でよく懸念事項に上がるのは「社外秘データを学習に使われるのは困る」というもの。

ChatGPT Plus(約20ドル/月) なら、ボタン一つで入力内容の学習利用を拒否でき、なおかつ o3・o4系・Deep Researchといった最新モデル・機能を利用可能です。

もちろんデータ自体はOpenAI社のサーバに送られるわけですので、依然細心の注意を忘れてはなりませんが、この設定をすることで一つ大きな歯止めがかけられることをご承知おきください。

学習利用を拒否する手順は以下の通りです。
ブラウザでChatGPTの画面を開いたら、右上にある自分の顔のアイコンをクリックしてください。
メニューがいくつか出てくるので「設定」をクリックしてください。

設定画面では「すべての人のためにモデルを改善する」という項目があります。
これをオフにしてください。

迷ったら「要約業務」から始めよう

「とりあえずChatGPTをサービス登録したぞ!、しかし何に使おう…」

人類とAIの間で最も多く交わされている会話パターンです。
もちろん挨拶はいいことですが、何かしら生産的なことにも利用したいですよね。

生成AI 導入 初日に体感できるインパクトは 大量テキストの要約 です。メール、補助金ガイドライン、取引契約書、技術仕様書……読むだけで1日が終わる文書群を、ChatGPTにドラッグ&ドロップ。以下のプロンプトで即戦力になります。

推論モデルやDeep Researchで情報収集を効率化しよう

ChatGPT Plusユーザーは o3・o4miniといった推論モデルや Deep Research を使えます。
これらの詳細な説明は省きますが、通常モデルでは1発回答するだけなのに対し、これらのモデルは「検索→評価→再検索」をループすることで、人間がネットサーフィンするときのような“粘り” を再現します。

生成AIに任せると便利な調査例としていかのようなものがあります

  • 自社と事業内容及び規模が同等の競合5社の新製品スペック比較表を作る
  • 最新の環境規制(例:PFAS規制)の全文和訳と影響分析
  • 取扱商品の市場規模を推計し、5年分の需要予測グラフを描く

従来2〜3日かかっていた調査が、数十分でドラフト完成。
レビューに時間を回せるため、経営判断が一段速く・深くなります。

会議・プレゼン前に「壁打ち」──論理の穴をAIでチェック

生成AIは“忖度しない伴走者”です。発表資料や稟議書をアップロードし、次のように問いかけましょう。

本番前に社内でやるよりも心理的負荷が少なく、しかも24時間OK。

これをやるかどうかで本番の出来がまるで変わってきます。

従業員にも使ってもらおう

経営層だけが使っていてはもったいないです。

  • バックオフィス(経理・総務)が要約・文書草案で体験
  • 営業が提案書ドラフトと競合分析に活用
  • 作業手順書作成や課題・リスク検知

などなど。どんどん実務に使ってもらうことで業務の質が高まっていくはずです。

社内ポリシーは「機密は入れない」「社名・個人名を極力伏せる」の2行で十分。使いながらルールを更新する“アジャイル規定”が現実的です。

明日からできる「最初の一歩」

あれこれと情報が氾濫する時代ですが、生成AIを使いたいならとにかくChatGPTを触るところから始めましょう。

慣れてきたら実際の業務フローへ徐々に組み込み、定量的な成果(時間削減%・ミス削減件数など)を追いかけてください。遠くない未来、「あの時すぐ始めて良かった」と実感できるはずです。

ChatGPT | OpenAI

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